2017-05-26 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
欧州は、ポリマーそのものが登録対象になっておらず、米国ではポリマーを登録対象にしているんですけれども、既存化学物質として収載されていないモノマーのウエートパーセントが二%以下など、一定基準を満たすことで、国に報告することをもって届け出を免除している。対応がばらばらなんです。
欧州は、ポリマーそのものが登録対象になっておらず、米国ではポリマーを登録対象にしているんですけれども、既存化学物質として収載されていないモノマーのウエートパーセントが二%以下など、一定基準を満たすことで、国に報告することをもって届け出を免除している。対応がばらばらなんです。
また、ポリマーについてでありますが、化審法では、原則、その単量体、すなわちモノマーとは別の物質として届け出なければならないことになっています。 ただし、高分子化合物は、一般的に人体を含む生体に吸収されにくいものが多いため、化審法では、物理化学的な安定性等を確認するための、より簡易な試験のみとすることができる制度としています。
委員から事前に御指摘いただきまして、主にはポリエチレンがほとんどだと思いますが、放射線、電子線あるいはガンマ線を照射して、炭素、水素の結合を切ってラジカル化させて、そこに多機能のモノマーをつけて、その高分子自体がいろんな機能を持つようにするという、いわゆるグラフト、接ぎ木の技術だというふうに承知をしておりますが、その中で、御指摘、御案内の研究機関においては、いわゆる金属イオン、希少金属等々が吸着できるような
また、ペットボトルでございますが、昨年の五月に再商品化の方法といたしまして新しくモノマー化というものを追加しました。これによりますと、ペットボトルからペットボトルがまた再生できるということになるわけでございますが、そういった再商品化方法の能力の拡充を図ってきているところでございます。
このうち溶出物、中でも合成樹脂のモノマーにかかわる基準設定の理的、考え方についてちょっと御説明を前もってお願いしたいと思います。
また、歯科の入れ歯に使われているメチルメタクリレートというプラスチックについては、包装容器の基準では残留モノマー一五ppm以内とされているにもかかわらず、どうやっても二〇ppm、大きい場合は二〇〇ppmの残留モノマーが口の中に溶出しております。
○政府委員(小林秀資君) 合成樹脂の容器包装につきましては、重金属やモノマー、モノマーというのはプラスチックを合成する際の出発原料、わかりやすく言えばそういうことになりますが、このモノマーの含有量や溶出量等につき食品衛生法第十条第二項の規格基準を定め安全性の確保を図っているところでございます。
先般、平成五年三月二日の厚生委員会で質疑をいたしまして、政府委員の岡光局長の御返答の中で、「残留モノマーの実態を的確に把握することは必要でございますので、厚生科学研究によりましてその面につきましての研究を現在進めているところでございます。」という御答弁をちょうだいしたのでありますが、ひとつ後ほどこれの中間の報告等もございましたらちょうだいしたいということで、次に進ませていただきたいと思います。
○政府委員(岡光序治君) まず、歯科材料の残留モノマーの実態の研究でございますが、今お話がありましたように厚生科学研究によりまして検討を進めております検討結果が得られましたら、御報告をさせていただきたいと存じております。 それから、義歯安定剤の問題でございますが、まず承認審査の点について申し上げます。
当時、チッソ水俣工場での水銀の使用量、損失量をチッソから報告を受け、アセトアルデヒド製造工程や塩化ビニールモノマー工程で多量の水銀を使用し、排水に有機水銀が含まれていることを通産省は確認をしていたのじゃなかったのでしょうか。私は、正直にあの当時のことを言わなかったら、反省の上にこれができたということにならぬと思うのですが、これはどうですか。
そうしますと、九三%から九五%ぐらいの関係で今の入れ歯というものができていますと、その後の残された、いわゆる口の中に入れて流れ出る残留モノマー、これはがんの発生素因になる物質でありますが、これがどんどん流れ出る。その流れ出た後には水が吸収されて劣化して入れ歯が壊れてしまう。
しかし、残留モノマーの実態を的確に把握することは必要でございますので、厚生科学研究によりましてその面につきましての研究を現在進めているところでございます。
これは何かと申しますと、少し専門語を使わないと困るのでありますが、モノマーというのをつくろう。皆さんは、石油製品でいろいろなポリプロピレンであるとかポリエチレンであるとかいうような合成樹脂、あるいはポリマーと申しますか、そういうものの恩恵に我々が非常にあずかっておるということは御存じと思います。
現在の東レを支えている事業の一つでございます炭素繊維事業一つをとりましても、これのもとは基礎研究所で全然別な研究をしておりました硫黄化合物の合成研究者が、たまたまと言うとおかしいですけれども、新しいモノマーを合成しました。これが世の中では新規物質であったわけです。
わが国の塩化ビニール樹脂産業は、企業数、ポリマーメーカーが十七社、モノマー専業メーカーが三社であります。年間の設備能力は、ポリマーにつきましては二百十七万トン、モノマーにつきましては二百四十三万トンございまして、世界第二位の規模を持っております。全プラスチックの中でも不動の地位を占めておるわけでございます。
それからもう一つは、やはり原料コストを引き下げることが一つ合理化につながりますので、安いEDCなりあるいはVCモノマーを何とか共同で輸入できないかどうか、あるいはプロジェクトできないかどうか、そういった点の詰めを一つやっております。 それからもう一つの問題は、何といっても大きな影響を受けておりますのは輸入品でございます。
いま御指摘ございましたグラフト重合というものでございますが、これは絹のたん白質の分子にスチレンとかアクリル酸メチル等のモノマーを重合させまして、製品に張りだとか、あるいは防しわ性だとか、あるいは形崩れの防止などのような特性を付するために付されている加工でございます。
それから、モノマーは七万トンですか、これはゼロにするというのですね。塩ビ全体については先ほど来論議をしておるようなことですが、このチッソというのは、特に有機水銀による汚染を起こし、そして大変な患者の救済をいま責任を負ってやっておるところであります。そして、どうにもならなくなって、これは県が肩がわりして、県債を発行してその補償をする、こういうことをやっておる。
それに伴って水俣にありますカリ変成とかモノマーという工場を撤収するということがうかがわれるような内容になっております。いろいろな情報によりますと、五十六年にこれを撤退するというような方向で計画ができておる、こういうことになっておりますが、事実であるかどうかということをお聞きしたい。これが第一点です。
○細谷委員 ポリウレタンというのはモノマーが要するにシアン基を含んでいるのですから、シアン化水素というのは一番猛毒ですね。あるいは一酸化炭素中毒というのは後遺症も含めて大変な危険性があるということはすでに実証されておるわけですね。そういう中において、消防法ではいまはやりの合成樹脂、塩化ビニールなりポリウレタンなり、いろいろあるわけであります。
いずれにいたしましても、このカーバイドの問題は、幸いにして、たとえば塩ビであるとかあるいはエチレン等は、いま発展途上国からの輸入がポリマーで入ってきていますからまだいいですけれども、モノマー等で入ってくるようになると、大変な状況を起こすと思うのです。容器あるいは海上輸送等における爆発事故等が未然に防がれるためにも、やはりIMCOコードを完全に実施をすることです。
これの容器、包装につきましては、すでに私どもは材質基準を厳重にしまして、現在使われている塩化ビニール樹脂製の容器、包装からは食品中にモノマーは溶出してこない、こういう基準をすでに設定しておりますか、引き続きましてポリオレフィン等についてほとんど作業が終わりましたので、その告示の作業に現在取りかかりつつあるということでございまして、乳首等はたまたまその年次計画の中にはまだ入っておりませんが、先ほど言いましたように
○山中政府委員 現在、規格基準を定めましてやっておるわけでございますが、たとえば塩化ビニールのモノマーの方につきましては、われわれも衛生試験所その他そういう研究機関を持っておりますので、そこで溶出実験を一年間いろいろな溶媒でやったり、そういうことは、裏のバックとしては努めてやっておるところでございます。
あるいは、アクリルアマイド系からもモノマーという形で劇物が検出されるということで水ガラス系に全部一本になったわけですけれども、実際問題、現実にそういうような問題がもうすでに終わった工事の中からも考えられるわけです。これは私は重要な問題として、今後こういうような問題にも十分目を光らして工事をやっていかなくちゃいけない、こう思うんです。
放射能における身体障害もそうですけれども、たとえば塩化ビニールのモノマーの毒性につきましては、これなども遺伝性の問題等も含めて非常に大きい問題があると思います。 〔井原委員長代理退席、委員長着席〕 これは多く申しませんが、たとえばこの問題については環境庁は環境庁で塩化ビニールモノマーによる発がん性の問題についてのいろいろな検討をしているようです。
○太田説明員 輸出される樹脂につきましてのモノマーの吸着量は、まだはかったことはございませんが、これは経年、時間がたちますと脱着いたしまして、含有量がだんだん減ってまいります。それがどれくらいなのか、ちょっと、しかとはいまのところ申し上げられません。しかし、若干量吸着しているということは事実だと思います。
○坂井委員 いま輸出されております分につきましては、これは塩化ビニール・モノマー、かなりな量がある。一ppm以下というようなことはあり得ない。相当な量のモノマーを含有するものが輸出されている、こう理解してよろしゅうございますか。
さて、現在実はモノマーの濃度規制値がないわけであります。容器材質中のモノマー濃度大体一ppm以下を規制値とする、大体そうなろう、こういう見方があるようであります。塩化ビニール業界では、すでにこのモノマー濃度につきましていろいろ議論がありまして、自主的な規制ということが議論されておる。